大学受験 日本史勉強法 日本史は前からやるな!!
前置き~日本史勉強にかかる時間~
ちなみに私の日本史の偏差値は75~86でした。国立を意識し、記述対策があったので死ぬ気でやっていたというのもあるでしょう。
私は、かなり要領の悪い人間でしたので2年生からすでに日本史の勉強は始めていました。ですがぶっちゃけ、やり方がわかっているなら1年で東大以外はカバーできると思います。
私の場合そのやり方というものを見つけるのに1年かかったということですね(笑)
では前置きはこれくらいにして本題に入りましょう!!
日本史は前からやるな!!やるなら飛鳥時代から
説明しましょう。まず日本史を勉強し始める時ってたぶんどの人もある程度のモチベーションがあると思うんですよね。
この勉強のとっかかりに最初の先土器時代、古墳時代をやるのははっきりいって最悪です。
理由を挙げます。最初のモチベーションが高いときって日本史のケースだと細かい知識まで覚えようとしてしまうんですよね。
古墳時代や先土器時代っていわゆる歴史の流れのようなものがなく単発知識のオンパレードです。
しかも大学受験であまり出題されません!!(ここ大事ですね)
なぜ大学受験に出題されないのだと思いますか?これにはちゃんとした根拠があります。
それは、今もなおはっきりとしたデータがないからです!!
例えば昭和時代や大正時代はどうでしょう?
この時代には、はっきりとした文献や映像記録があります。諸説あるなんて事も無くデータがしっかりとしています。
ですから安心して大学受験入試にも出せるのです=大学受験に最頻出
以下はよくあるパターンです。
日本史勉強はじめよ!!まずは前からガンガン知識入れていくぞ
→知識ばっかりでだんだんつまんなくなってくる
→最初に出てくる大事な時代、鎌倉時代に入る頃にはもうペースがた落ちしかも知識もテキトー
→そしてテスト。
→当然、鎌倉時代>飛鳥以前の割合でテストにでるから点数取れない。
→もうやんね。ペース更に落ちていく。
→大学受験 日本史で最頻出の大正時代、昭和時代が間に合わず受験・・・・・
というケースになりがちです。もしテストで点数が取れればモチベーションも上がるでしょうがこのパターンにはまると大抵上記のようになります。
これが日本史の勉強の落とし穴なのです。
ですから日本史を前からやるのは無策といえるでしょう。
ではどのようにやっていくと良いのでしょうか?
日本史勉強の流れ
1、鎌倉時代までは不安であってもセンターの知識+流れのみ押さえる!!
2、鎌倉時代と室町時代この2つの時代は変化を比較しながら少し本腰を入れてやる。(比較的頻出です)
3、安土桃山時代は1と同じ
4、江戸時代はある程度細かく押さえる(例として年号、どの将軍の時に何が起きているか、元禄文化と化政文化はどの将軍の頃だったのか、など)
*ここがまず最初の挫けそうになる時代であり頻出分野です。この前に挫けたり、モチベーションが下がる事がいかに危険か・・・もうお分かりだと思います。
5、明治時代は死ぬ気で知識を集めて覚える
ここが最初の本気を出すべき所です。この時代からが修羅場です。
そして受験の合否の分かれる時代です。
6、大正時代、昭和時代も同様死ぬ気でやる
この時代は期間が短い割に非常に知識がつまっています。つまり今までの時代とはわけが違うのです。
江戸~昭和がクリアできたなら周りとの差別化をはかることができるといえるでしょう。(優先順位としては大正=昭和>明治>江戸)
7、平成?何それおいしいの?
平成の時代を知る事は大事ですが、こと受験に関してはいらないといってもいいでしょう。受験が終わったら勉強してください(笑)
以上が流れです。私が日本史は最初からやるな!!
と言う理由がわかるでしょう。実はこの考えは「ドラゴン桜」にもあります。
ドラゴン桜の場合は後ろからやれとあります。根拠は自分の述べた事と同じです。ですがそれは言い過ぎ・・・(笑)その当時は無視してましたが、受験を終えて少なくとも日本史は前からやるなというのは思いました。
ですから少し内容はドラゴン桜とは異なりますがこれは断言して言えます。
日本史の勉強法は前からやるな、頻出の所に本気を出せ。